学校日記

内村航平選手のお母さん、内村周子さんから学ぶ

公開日
2012/11/05
更新日
2012/11/05

校長メッセージ

オリンピック体操総合金メダルの内村航平選手のお母さん内村周子さんについて書いてみます。体操選手だったご両親が、借金をしてまで作った体育館兼自宅。ここで航平選手は、3歳の頃から自然と体操をするようになりました。
長崎県諫早市の体操クラブで体操を始めた内村選手は、小学1年で初めて出た大会の床運動でバック転ができず最下位となってしまったそうです。それでもお母さんの周子さんは「すごい、すごい!」と誉めたそうです。
試合があると、いつも駆け付け、どんなミスをしても、周子さんは誉めまくりました。
そしてそれがいつしか、内村航平選手の実力と自信につながっていくのです。

内村航平選手はオリンピック表彰式で受け取った花束を観客席の母、周子さんに向けて投げ込み、「一番パワーをもらった。母には感謝の気持ちでいっぱい」と言ってました。

息子のことを語り出すと、自然に笑みがこぼれ、「以前、ハグしてくれて、2人一緒の写真も撮ったときには『もう死んでもいい』と思った」と笑われたそうです。「航平大好き」と公言する周子さんとの深い絆はうらやましい限りです。

いつのどの時でも息子さんを信じ、誉める。我々が学ぶことはないでしょうか。
「誉める」大切にしたい言葉です。