学校日記

おはようございます!11月13日【本校と携帯電話】

公開日
2012/11/13
更新日
2012/11/13

校長メッセージ

今日も良い天気です!朝、小坂恭子さんの「想い出まくら」を聞いてきました。気分は青春時代です(誰も知らんぞ、そんな曲)

さて、情報関係のアンケートの集約結果が出ました。その中の携帯電話について少し触れてみたいと思います。本校の所有率は3年生から6年生の4学年で31.1%です。全国平均19.0%(教育研究開発C調査)からすると高い値を示しています。それは何故でしょうか考えてみました。

最初に藤里の独特なものを理解しなくてはいけません。子どもが家に帰ったとき、家で「おかえりなさい」と待つ家庭数はどうでしょうか。おそらく少ないと思います。それと、この厳しい昨今、仕事を選ぶことはできません。勤務時間も大変な設定で働いてみえる家庭も少なくありません。
そんな家庭において、お子さんとの絆をどう保っていくのでしょうか。家の電話は一人留守番が外にばれる心配もあり、犯罪につながることもあります。そこで最後に選ばれたのが携帯電話ではないでしょうか。大切な絆を携帯にたくされている家庭も少なくありません。

昔は外で遊んで夕方になると「早く帰ろう、母さんが心配しているから」と思い、ペダルを一生懸命こいだものです。お母さんも『遅いなー。どうしたんだろう』と心配したと思います。そこには親子の愛を確かめる時間がありました。携帯電話ができ大切な時間もなくなっていったのではないでしょうか。

学校では携帯は小学校・中学校では必要ないと指導しています。事実、その時期の生活範囲なら必要ありませんが、家庭の不安との関係を考慮したなら、全てがダメとは言えません。どうしてもどうしても必要だと感じられたならそっと買ってやってください。そして、親子間だけで使ってください。家庭の時間まで友達との会話は必要ありません。夜は家庭の時間です。

また、心配な児童(夜遊び等)には絶対買い与えないようにお願いします。少し出た心配な芽に肥やしを与えるようなもので、やがては不良の芽に育っていかないか心配です。
中学校で事件が起きると携帯電話が影響することがよくあります。(メールでの中傷や呼び出し)そのことも理解していてください。

今日は本当は6時台にアップしたつもりが、なんとできておらず、さらに消えてしまっており、泣くに泣けない朝でした。アップが遅れ申し訳ありませんでした。