「稲むらの火」 知っていましたか?
- 公開日
- 2012/12/25
- 更新日
- 2012/12/25
そのほか
本日、午前中に研修会に参加しました。講師は名古屋大学減災連携研究センター長の福和伸夫先生です。
先生のお話から改めて大規模災害を引き起こす地震に対しての備えの大切さ、そして、子どもたちに対する防災教育、減災教育の大切さを痛感しました。
そのなかで、「稲むらの火」についてお話がありました。(皆さん、知ってましたか?)
早速、学校へ戻り、その話の内容を調べてみました。
1854年安政南海地震津波が広村(現在の和歌山県広川町)を襲いました。当時、庄屋の儀兵衛さんが逃げ遅れた村人を救うために自分の土地の稲むらに火を放ち、高台の神社の境内に導き、多くの命を救ったという話でした。
さらには、再来する津波に備えて、巨額の私財を投じ、海岸に堤防を築き、やがて、起きた大地震津波から人々を救い、村を守ったという話でした。
今、私たちはこの話を戒めにして、次代を担う子どもたちに言い伝えて行かなければなりません。今回の研修は大変勉強になりました。