『はだしのゲン』は、中沢啓治さんによる、自身の原爆の被爆体験を元にした漫画です。戦中戦後の激動の時代を必死に生き抜こうとする主人公中岡ゲンの姿が描かれています。これは戦争の悲惨さを伝える漫画ではなかったでしょうか。ところどころはおもしろいところがありますが、ほとんどは悲しいシーン、悲惨なシーンばかりでした。

これを描かれた漫画家・中沢啓治(なかざわ・けいじ)さんが、肺がんのため、１２月１９日に広島市内の病院で亡くなられました。中沢さんが今日の我々に残された業績は大きいと思います。多くの学校が図書館にこの本を置いています。平和教育にも多くの学校が導入しています。中沢さんの想いを子ども達にしっかり伝えていきたいと思います。ご冥福お祈り申し上げます。

※本の紹介を兼ね、本そのまま載させていただきます。お許しください。