「布団の中で聞く雨音は温かく、幸せ感をも運んでくる」 カッパを着た人にはわかるんだな〜!
- 公開日
- 2013/01/22
- 更新日
- 2013/01/22
校長メッセージ
雨の夜、布団に入りながら雨音を聞くのは幸せを感じませんか。こんな日も雨に濡れ、仕事をしている方を思うと幸せになるのです。
これは経験からだと思うのですが、雨がどれだけ降っても陸上の試合は行われます。雨の中の審判をやると体が冷えて、手先もかじかんできます。それでもって重いハードルなど移動させたり、走り幅跳びや高跳びで何人もの計測したりしていると、辛さを通り越して何も考えられなくなります。特に、朝から終日の雨などはカッパ姿の自分を第三者的に遠くから見ているようなところがあり、早く帰って、温かい風呂に入り、横になりたいという気持ちからでしょうか、何回も何回も風呂に入っている姿や、着替えが終わった姿を想像しているのです。
そして、さらに追い打ちをかけることが・・・。テントを見ると、ため息がでるのです。分解して、ビタビタのものを車に入れ、学校に運んで、学校で干して・・・、考えるだけで憂鬱になるのです。
雨の日、雨音聞こえてくる布団の中はあの雨の中で仕事する自分の姿が思い出され、尚、こんな日に外で働いている人がいるのだと思うと幸せを感じるのは自然の流れですね。
きっと保護者の方でカッパを着て仕事された経験のある方は雨音を聞くと同じような気分になられると思います。「布団の中で聞く雨音は温かく、幸せ感をも運んでくる」そう感じられるのは経験からくる財産かもしれませんね。