「病(やまい)、市(いち)に出せ!」
- 公開日
- 2013/02/28
- 更新日
- 2013/02/28
校長メッセージ
徳島の旧海部町は自殺の少ない町として、雑誌に紹介されていました。
ここでは、「病、市(いち)に出せ」という格言があるそうで、悩みは一人で抱え込まず、周りの人に開示して助けを求めよ・・・ということだそうです。
自殺とまでいかなくても、日頃、悩んで生活している児童・生徒さらには大人まで実に多くの人が該当すると思います。「病、市(いち)に出せ」ではありませんが、そんな大げさなカウンセリング組織でなく、隣で話を聞いてくれる人がいるかいないかが大切になってくるのではないでしょうか。
徳島のこの町でも立派なカウンセリング組織があるわけでもありません。ただ、この言葉が浸透しているのが大きいと思うのです。そして、誰かに話しているのだと思います。
「悩みを話すことは恥でない」これを浸透させるためにも「病、市(いち)に出せ」この言葉を普段からどんどん使っていきたいと思います。もちろん児童にも職員にも・・・。