バスの中の車椅子
- 公開日
- 2013/03/16
- 更新日
- 2013/03/16
校長メッセージ
朝、電車とバスで江南に来ました。一宮から江南へ向かうバスの中での出来事です。途中の停留所で運転手さんが急に運転席を離れられ、後ろに走ってみえました。
『あれ?何事かな』
と思いきや、肢体不自由(したいふじゆう)の年齢で30歳くらいの男性の方が乗ろうとされていたんです。運転手さんはすぐ、車椅子優先のシートを跳ね上げ、スペースを作られました。そして、2人で抱きかかえるようにバスに乗せられました。
結果的には車椅子には座られず、普通の座席に座られました。車椅子は座席を跳ね上げたところに固定されました。この一連の運転手さんの動作を見て、日本っていいな〜と感じました。
また、乗せる時、リフトアップみたいなものがバスの中から出ないのかなと思いました。そうすれば、もっと楽に乗り降りできると感じたからです。(でも同じ入り口では難しいかな)
話声が聞こえてきて、今日は三重県まで行かれるようでした。一人では行けないもどかしさもきっとあるでしょうが、楽しい1日となられるようにと祈りました。