秋を感じようシリーズ No.1 【オミナエシとすすき】
- 公開日
- 2015/08/30
- 更新日
- 2015/08/30
そのほか
春の七草はご存じ、「芹(せり)、なずな、御形(ごぎょう)、はこべら、仏の座(ほとけのざ)、すずな、すずしろ、これぞ七草」といわれています。
一方、秋の七草は「オミナエシ(女郎花)、オバナ(尾花=すすき)、キキョウ(桔梗)、ナデシコ(撫子)、フジバカマ(藤袴)、クズ(葛)、ハギ(萩)」となります。
春の七草は葉を食して楽しむのに対して、秋の七草は愛でて楽しむそうです。
まずは、オミナエシ。十五夜(旧8月15日)に飾る秋の七草のひとつであり、古くから馴染みの深い植物です。庭植えの他、鉢植えや切り花として利用されます。
「オミナエシ(女郎花)」の名前の由来は美女も圧倒する美しさという意味があるようです。
一方、すすき。これもまた、十五夜の月見には、ハギ(萩)とともに定番です。枯れすすき(枯薄、花も穂も枯れたススキ)には、枯れ尾花/枯尾花(かれおばな)という呼称(古名)もありますね。