学校日記

5月の花   【ヨモギ】

公開日
2014/05/05
更新日
2014/05/05

そのほか

 春の若葉は「ヨモギ摘み」でお馴染みです。古くから邪気を払うと信じられ、端午の節句に菖蒲(しょうぶ)とともに浴湯にこれを入れます。

 秋、9〜10月頃に茶色っぽい小さな花が咲きます。夏から秋にかけて、1m以上に背を伸ばしますが、夏の草刈りでほとんど刈られてしまうので秋に背が伸びたのを見られるのは植物園で見かけるときぐらいです。

 「善萌(よもき)草」の意で、よく萌え出でることから、または「善燃(よもき)草」の意で、お灸に使うとよく燃えることからこの名前が付けられました。

 若葉は草餅(くさもち)や薬用に使われることから別名「餅草(もちぐさ)」とも言われます。

 「艾(もぐさ)」とは、よもぎの葉を乾燥させ、「うす」でついて、葉の裏の白い繊維を取り出したものを「艾(もぐさ)」と呼びます。お灸(きゅう)に使います。