夏野菜シリーズ No.17 【しょうが】
- 公開日
 - 2015/08/11
 
- 更新日
 - 2015/08/11
 
そのほか
                            
                        
                            
                        
 しょうがは特有の香りと辛味を持つ薬効の高い野菜で、おもに香辛料として利用されます。肉や魚の消臭効果をはじめ殺菌作用や解毒作用、さらには血行をよくする働きもあり、風邪予防や冷え症対策としても使われます。
 活用の幅は広く、しょうが焼きから魚の煮付け、ジンジャエール、紅ショウガ、お寿司のガリまでじつに多彩。一度に使用する量は少ないですが、便利で重要な食材といえるでしょう。
 しょうがはサイズによって「大しょうが」「中しょうが」「小しょうが」と3タイプに分けられます。「根しょうが」はおもに大しょうがを使い、「葉しょうが」は小しょうがを使用。中しょうがは青果としての流通量は少なく、加工されることが多いようです。なお、しょうがは「根」の部分と思われがちですが、茎が土の中で肥大した「地下茎(ちかけい)」です。

