学校日記

夏の果物シリーズ No.9  【パイナップル】

公開日
2015/08/14
更新日
2015/08/14

そのほか

 缶詰や酢豚、夏祭りの屋台などいろいろなシーンで目にするパイナップルです。
 ひと口大に切って冷凍すれば、シャーベットとしても楽しめます。日本で販売されているものの多くが輸入品で、中でもフィリピン産が8割以上になります。国内産は主に沖縄産で5〜8月に出回ります。

 酢豚にパイナップルが使われるのは、ヨーロッパ人向けの味付けにしたため、といわれています。以前当サイトでは、タンパク質分解酵素「ブロメライン」がお肉をやわらかくする、という説を紹介していましたが、タンパク質分解酵素は熱に弱く、加熱する料理では意味がないとのことです。
 パイナップルは樹上で熟したものを収穫しているのですぐに食べられます。常温で保存しても甘みは増えず、逆に傷みやすくなるため購入したら早めに食べきりましょう。ただ、酸味が強い場合は、しばらく置いておくことで酸味がやわらぐことがあります。

 新聞紙などで包み冷蔵庫の野菜室に入れておけば2〜3日は持ちます。また、パイナップルはお尻の部分に甘みが溜まるので、葉の部分を下にして逆さまの状態で保存すると、甘みが全体に行き渡るといわれています。