ブラックアイスバーン」は危険です。慎重な運転が一番です!
- 公開日
- 2014/12/23
- 更新日
- 2014/12/23
そのほか
「ブラックアイスバーン」という言葉をご存じですか?
ブラックアイスバーンとは、路面の表面の水が薄く氷りついた状態のことです。黒いアスファルトが透けている氷の路面です。一見するとただのぬれた路面にしか見えないため油断しがちですが、非常に滑りやすく危険です。
JAFが路面状態ごとに、制動距離を実験したデータがあります。
(※制動距離:ブレーキが作動してから車が止まるまでに走る距離)
それによると…時速40キロの場合で制動距離は以下のようになりました
◎ぬれた路面では11メートル
◎雪が踏み固められた圧雪の路面では20.2メートル
◎ブラックアイスバーンでは69.5メートル
ブラックアイスバーンはぬれた路面の約6倍…つまり見た目の約6倍も滑りやすいという結果とにります。
要注意ポイントは、
●風通しが良い橋の上やトンネル出入り口付近。路面がすぐに冷え、昼間でも凍っていることがあります。
●発進・停止の多い交差点。停車中の車の熱で解けた雪が再び凍ったりします。
●晴れた日のカーブの日陰。
運転のコツは
◇ブレーキは慎重かつ手前からの操作
◇車間距離は多めに
◇エンジンブレーキも使って速度コントロール
車間距離をとりながら、信号などで止まりそうなときは手前から減速する。そして停止回数を減らすことでスリップを防ぐ効果があるようですよ。