春を呼ぶ行事 【東大寺二月堂のお水取り】
- 公開日
- 2016/02/21
- 更新日
- 2016/02/21
そのほか
奈良に春を呼ぶ行事とされる東大寺二月堂の「お水取り」はとても有名です。正式には修二会(しゅにえ)といい、本尊の十一面観音に罪過を懺悔(さんげ)して除災招福を祈る、悔過(けか)という儀式が行われます。
「お水取り」は東大寺の実忠(じっちゅう)和尚(かしょう)が天平勝宝4年(752)に創始した十一面観音悔過の行法に始まるとされます。それ以来、千二百六十年もの間「不退の行法」として続けられてきました。
現在の修二会では、2月20日から月末までの前行(別火)、3月1日から15日までの本行を合わせ、約一ヶ月間にわたり様々な儀礼が行われます。
私も1度だけ間近で見たことがありますが、人・人・人でなかなか近づくことができませんでした。