水が恋しい季節ですが・・・川や用水では遊ばない! 【朝会の様子から】
- 公開日
- 2015/06/01
- 更新日
- 2015/06/01
校長メッセージ
【校長講話】
おはようございます。先週から急に暑くなりました。最高気温が30度を超す日が何日もありました。今年の5月は記録的暑さの連続でした。
その中で、先週火曜日と水曜日には、5年生の皆さんが美浜少年自然の家で野外学習を行いました。
現地では、あいさつ・人の話・時間・掃除とも、どれもしっかり活動ができ、所員の方からたくさん褒められました。また、砂の造形、キャンプファイヤー、ウォークラリーとも、とてもいい思い出がたくさんできました。
さて、今日のように暑い日は、どうしても水が恋しくなります。
昨年の6月8日(月)に何があったかわかりますか。木曽川で大きな水の事故がありました。皆さんは、覚えていますか?
小学4年生の子が2人、そして、中学1年生の子が1人が木曽川で流され、命を落としました。とても悲しい事故でした。
しかし、どうしてこのような事になったのでしょうか。みなさんは、わかりますか。
そこで、なんと川の深さは一番深いところで8Mもあるのです。
また、川の流れは速く、とても泳げるものではありません。まさに水の中のアリジコクです。一生懸命に手でかいても、逃げ出しようがありません。大人でも命を落とします。ましてや、水温はとても低く、びっくりするような冷たさで心臓マヒになります。
ここで、去年の映像を見て、川の恐ろしさを考えましょう。
(映像)
一人の子どもが命をおとすことで、たくさんの人が悲しみます。お父さん、お母さん、家族の人、親戚の人、友だち、先生、お世話になっている人いろいろです。
命はひとつしかありません。リセットして復活するようなことはありません。ですから、ぜったいに木曽川を横断するような危険なことはやめてください。木曽川に近づかない方が安心です。最後にこの看板を見たら、絶対に危険だということを頭にいれておいてください。
命は1つです。以上で話を終わります。