学校日記

東日本大震災 語り部の会 菊池様ありがとうございました。感動しました。【5年生・6年生】

公開日
2015/06/19
更新日
2015/06/19

学校行事

 本日2限に5・6年生を対象に、宮城県より「閖上震災を伝える会」の菊池訓子様を迎えて、東日本大震災の語り部の会を行いました。

 震災から早4年3ヶ月が過ぎました。子どもたちの記憶にも小学校1年生や保育園の頃ではうっすらとしか残っていません。

 平成23年3月11日14時46分18秒のことでした。宮城県牡鹿半島の沖130km太平洋の海底を震源とする地震が起きました。マグニチュード 9.0で、震度は大きいところで7でした。津波などでたくさんの方が亡くなられました。その数、15,891人、行方不明2,579人です。本当におそろしい大地震でした。

 菊池様も宮城県の名取市で被災されたそうです。そして、現在は閖上地区中学校再建推進協議会委員。学校評議員を務められ、子どもたちを間近で見守っていただいています。

 震災時及び震災直後に閖上中学校のPTA会長を務められるなど地震と津波の甚大な被害に立ち向かう多くの子どもたちを一番近くで見続けられたご経験からご自身の体験だけでなく、震災から立ち上がろうとする姿、そして、周りの子どもたちと助け合い、支え合って来たことなど、子どもたちの目線や感覚を通した経験を基に、防災や減災につながるお話をお聴きすることができました。

 最後に話された3つの話が耳から離れません。
 1つ目は、「命の大切さ」です。決して、粗末にしてはいけない。生きようとしてもいきられなかった方がたくさんみえるということです。
 2つめは、「友だちを大切にして欲しい」。苦しい時、つらいとき、そばにいてくれる友だちが仲間を助けてくれます。
 そして、最後は、「家族に感謝して生きて欲しい」。毎日、楽しく学校へ通えるのも家族のおかげです。

 私たちに対して、たくさんのメッセージを送ってくださいました。そして、子どもたちも多くの感動をいただきました。ありがとうございました。