【校長講話】
　
　「明けましておめでとうございます」
　冬休みが終わり、また、皆さん全員の元気な顔を見られて、校長先生は大変うれしく思います。

　さて、今年はこの言葉をみなさんに紹介します。
　「夢を叶えよう」です。

　ここで、みなさんも知っている大リーガー　イチロー選手の小学６年生の頃の夢を紹介します。
　「僕の夢は一流のプロ野球選手になることです。そのためには、中学、高校と全国大会に出て活躍しなければなりません。活躍できるようになるためには練習が必要です。僕は３才の時から練習を始めています。３才から７才までは半年くらいやっていましたが、３年生の時から今までは、３６５日中３６０日は、練習をしています。だから１週間の中で友達と遊べる時間は５〜６時間です。そして、中学、高校と活躍して高校を卒業してからプロ野球選手になりたいと思います。

　僕が一流選手になって試合に出られるようになったら、お世話になった人に招待状を配って応援してもらうのも夢の一つです。とにかく一番大きな夢はプロ野球選手になることです。」
　
　とても大きな夢ですね。実は、本校には本校出身の大リーガーの選手もみえるのです。シカゴ・カブスの和田　毅選手です。この春からは日本のプロ野球、ソフトバンクスにもどってきます。君たちの先輩ですよ。その活躍を見るのが今からとてもワクワクしています。
　
　さて、みなさん。今、夢のある人は手を上げてください。皆さんは、この一年の始めにどんな夢をもちましたか。
「野球選手になりたい」、「サッカー選手になりたい」、「宇宙飛行士になりたい」どんな夢でもいいです。まず、この夢を大切にして、いつまでもずっと持ち続けてください。夢を持ち続けることで大きく伸びます。

　あわせて、もう一つ。大きな夢といっしょに、小さな夢、目標を持つといいですね。
「今年こそは逆上がりができるようにしたい」「かけ算９９を全部覚えたい」「本を１００冊読みたい」がんばればできる目標を持つといいです。

　寒い冬は、次に大きく伸びるためにあります。春に咲く草花は寒い冬をじっと耐えて我慢し、暖かい春がきたら、一気に美しい花を咲かせるのです。

　皆さんも、この寒い時期、３学期の間に十分に力をたくわえて、春には大きく花が開くようにしてほしいと思います。

　最後に、毎年一年の初めにお話ししているこの言葉を紹介します。
　「笑顔であいさつを交わし、小さなことにも喜び、嘘をつかず、悪口も言わず、勉強したり、遊んだりできることに感謝し、友だちの幸せをねがう、１月１日の気持ちをみんながみんな　１２月３１日まで持ち続けていられたら、藤里小学校はきっとすばらしいじまんできる学校になれます。」 　
　
　今年も、楽しく、笑顔あふれる藤里小をみんなでつくっていきましょう。