国府宮「はだか祭り」 尾張地方に春を呼ぶ行事です!
- 公開日
- 2016/02/20
- 更新日
- 2016/02/20
そのほか
2月20日は、国府宮「はだか祭り」があります。
国府宮の「はだか祭」は、正式名称を「儺追神事(なおいしんじ)」と言います。奈良時代、称徳天皇が「全国の国分寺に悪疫退散を祈れ」と勅命を発した際、尾張国司が総社である尾張大國霊神社に於いても祈祷をしたのが、儺追神事となって現在まで伝えられています。
祭りの開催日は毎年旧暦正月13日、42歳と25歳の厄年の男を中心に、サラシの褌に白タビ姿の数千人の裸男が集まります。寒さを吹き飛ばす「ワッショイ」の掛け声と、揉み合いの熱気が国府宮にはちきれます。
そういえば、「はだか祭り」の行われるこの時期、同年者といっしょに初老の厄落としを祈念して、国府宮の神社へお参りにいったことがあります。地域の同級生と久しぶりに会い、楽しく旧交を温かめたことを思い出しました。
大切にしたい尾張地方の伝統行事です。