孫とは何の関係もない「孫の手」
- 公開日
- 2017/05/01
- 更新日
- 2017/05/01
そのほか
「孫の手」は、もともとは「麻姑の手」と書き、「孫」とは縁もゆかりもない言葉である。
「麻姑」とは、中国の漢時代の美しい仙女の名前で、彼女は17,18歳の美少女で、鳥のように長く鋭い爪をもっていたという。
そして、その長い爪でかゆいところをかいてもらうむと、言葉も無いほどに気持ちがよかったという。
ここから、背中をかくための棒のことを「麻姑」と呼ぶようになり、やがて日本ではこれが変化して「孫の手」というようになったのである。