応援の「ウェーブ」はいつ始まった?
- 公開日
- 2017/05/05
- 更新日
- 2017/05/05
そのほか
Jリーグやプロ野球の試合では、観客が立ち上がってウェーブを作ることがある。
このウェーブ、もともとはアメリカン・フットボールで始まったもので、プロスポーツが盛んな米国でしだいに他の競技にも広がり、1984年のロス五輪の際、世界中にテレビで中継されて広く知られるようになった。そして、その2年後のサッカーのワールドカップで、グローバルな応援方法として定着したといわれている。
ただし、もともとアメフトでは、応援する意味で行われていたわけではなかった。試合がつまらないとき、せめて観客どうしが楽しもうという意味で始められたのだ。要は、ブーイング代わりで、選手に「もっとしっかりやれ!」と檄を飛ばす意味だった。