学校日記

強風が吹くといわしはまずくなる?

公開日
2017/05/10
更新日
2017/05/10

そのほか

 風が吹いた翌日のいわしは、味が落ちるという。その理由は、簡単な話だ。
 そもそも、いわしは日本近海ではどこでもとれる魚で、いわし漁の時期には、漁師は毎日漁に出る。ところが、漁にとっての大敵は、海がしける強風である。こういう日は、漁を休む漁師が多くなり、当然とれたてのいわしは河岸に入荷してこない。
 だが、魚屋さんとしては、「漁師が漁に出なかったから、今日はいわしはありません」というわけにはいかない。だから、風の日の翌日には、昨日の売れ残りのいわしが並ぶことになることがあるから・・・・。