相撲の通路のことを花道という理由
- 公開日
- 2017/05/11
- 更新日
- 2017/05/11
そのほか
大相撲では、力士が控え室から場内に登場してくる通路のことを「花道」と言う。殺風景なただの通路で、花など飾っていないが、なぜそう呼ぶようになったのだろうか?
その由来は、平安時代にまでさかのぼる。当時既に相撲は行われていて、毎年7月になると、帝が力士を集めて相撲をご覧になる節会相撲が行われていた。
このとき、力士たちは頭に造花をつけて入場したのだ。つまり、「花道」とは頭に花を飾って歩く多くの力士にちなんで生まれた言葉なのである。