学校日記

ふりがなをなぜ「ルビ」という?

公開日
2017/05/19
更新日
2017/05/19

そのほか

 昔の新聞や雑誌には、たいていふりがなが付いていた。戦前世代の国語能力が高いのは、このふりがなのおかげという説もあるほどで、このふりがなを「ルビ」というのはなぜか?
 現在、日本で使われている活字は、「級」や「号」「ポイント」などの単位で大きさを表しているが、その昔、欧米では、活字の大きさを宝石の名前で呼んでいることがあった。つまり、ダイヤモンドやパールという活字の大きさの単位で、その中のひとつに「ルビ」があった。
 その大きさは、(現在の5.5ポイントに相当)。その大きさがかつて日本で使われていたふりがなの活字の大きさと同じだったのである。