車の給油口は、どうやって決まる?
- 公開日
- 2017/06/10
- 更新日
- 2017/06/10
そのほか
右か左かどちらにあるかわからないもののひとつに、車の給油口がある。同じメーカーの同じ車でも、モデルチェンジすれば、給油口の位置が左右逆になることもあるが、この人を惑わせる給油口、国産車の場合、たいていマフラーと反対側につけられていることをご存じだろうか。
法律では、給油口は排気管の開口部から300ミリ以上、露出した電気端子から200ミリ以上離れていればよいとされているが、給油口を火気から遠ざけるためには、マフラーから離れていた方がいい。しかし、マフラーの位置が車によってバラバラなため、給油口の位置も車によって違うというわけである。
ちなみに、ベンツはみな右側に統一されている。理由は、ドイツではセルフ式のガソリンスタンドが主流だから。つまり、給油口が左にあると、運転席のドアをあけた時に、スタンドの計器類が邪魔になるわけ。