「ドーナッツ」ってどういう意味?
- 公開日
- 2017/06/23
- 更新日
- 2017/06/23
そのほか
パンやケーキ製造の世界では、小麦粉を中心にして練り上げた生地のことを「ドウ」と呼ぶ。これを油で揚げたものが、「ドーナッツ」である。
このドーナッツ、古いお菓子であることは確かなのだが、いつごろできたのかは明確ではない。今ではドーナッツといえば、真ん中に穴が開いたものと決まっているが、これは揚げるとき、火の通りがよくなるようにという比較的新しい工夫で、もともとは穴はなく、もっと小さなものだった。
その小さくて丸い形状が、ナッツに似ていることから、生地の「ドウ」と結びつき、「ドーナッツ」と呼ばれるようになったのだ。