雨の中のアジサイの花
- 公開日
- 2020/06/13
- 更新日
- 2020/06/13
門弟山の四季
今日も朝から雨が降っています。校庭にあるアジサイの花にも、雨のしずくがしたたっています。
アジサイは「藍色が集まったもの」という意味の「あづさい(集真藍)」から名付けられたと言われます。アジサイの原産地は日本ですが、梅雨の頃によく見る丸いアジサイは、ヨーロッパで品種改良されたセイヨウアジサイです。
アジサイは土壌の性質や、花咲いてからの日数で色に変化があるのが特徴です。アジサイの花にはアントシアニンという色素が含まれており、それに土から吸収されたアルミニウムが加わることで青みを帯びます。土壌が酸性の場合、アルミニウムが溶けて吸収されやすくアジサイは青みの花をつけます。逆にアルカリ性の土壌で育ったアジサイは赤みの花をつけます。
アジサイには、小さな花の集まりから「家族団欒・家族の結びつき」という花言葉もあります。今日の天気は雨。家族団らんの時間をお過ごしください。