みかんへの施肥
- 公開日
- 2010/02/17
- 更新日
- 2010/02/17
門弟山の四季
「寒い冬の間に、根を深く張れ」とは、大きな成果を出すためには、そのための準備期間が大切だという意味で使います。樹木が大きく成長し、豊かな実りを得るために根が大きく張る必要があります。一宮市の木曽川堤にある樹齢80年を数える江戸彼岸桜の移植を行なっている写真が新聞に掲載されていました。とても見事な枝振りです。そして伸ばした枝と同じだけの広がりを持つ根がありました。移植に際しては、2年も前から少しずつ根を切り取り、移植しやすくするそうです。
さてこの時期、本校のみかんにも施肥をしています。枝の広がりと同じ範囲に、固形の油かす肥料をまきました。さらに木の根元に堆肥を運んでいます。堆肥場から一輪車を使って6年生の児童が運び入れます。みかんの根は実際はとても浅いので、この施肥は大切な作業です。