６年生は今日と明日修学旅行となります。出発式を終え、多くの保護者の方や先生に見送られ、予定通り出発しました。

　さて、修学旅行はただ思い出をつくるための行事ではありません。「小学校学習指導要領」において、特別活動の中の学校行事にある「遠足・集団宿泊的行事」として位置づけられ、校内での児童の学びを充実・発展させるものとしています。

　その学びの視点については、３つの柱があります。①「人間関係形成」②「社会参画」③「自己実現」です。

この視点をもとに、児童に具体的に身に付けさせたい資質・能力の例として、以下の３点が挙げられます。

　①平素とは異なる生活環境の中での集団生活の在り方やよりよい人間関係の形成について考え、自然や文化などに触れる体験において活用したり応用したりすることができるようにする。（人間関係形成）

　②遠足・集団宿泊的行事の意義や校外における集団生活の在り方、公衆道徳などについて理解し必要な行動の仕方を身に付けるようにする。（社会参画）

　③日常とは異なる環境や集団生活において、自然や文化などに関心をもち、積極的に取り組もうとする態度を養う。（自己実現）

※出典：「小学校学習指導要領解説　特別活動編」文部科学省

　２日間の修学旅行が、児童の成長を促し、かつよい思い出となるよう、引率者一同サポートしていきたいと考えています。