学校日記

主体的・対話的で深い学びをめざして(6月4日)

公開日
2025/06/04
更新日
2025/06/04

授業の様子

 現在の学習指導要領の柱の一つが「主体的・対話的で深い学び」の視点をもった授業改善です。児童が自ら課題を見つけ、解決に向け見通しをもち、粘り強く取り組むこと、自分と他者との対話を通して、新しい発見や価値観に触れ、自らの考えを深めること、自らの学習を振り返り、次の学びにいかすことなどを大切にしています。

 

 そんな中で、本校では「聴き合う」ことを重視し、これまでの一斉教授の授業の形式だけではなく、グループ、ICT機器などを活用しながら、児童同士で対話して計画し、進める学習を取り入れ、授業を行っています。

 

 4年生理科では、学習問題をもとに、どんな器具が必要か、どのような手順で進めるかを教科書を参考にして計画し、実験を行っていました。児童のつぶやきには「ここまで土を入れると、あふれてしまうから真ん中までだね」「ここは日陰だから実験がうまくいかないかも」と友達と対話しながら、問題解決に近づける方法を見つけていました。

 5年生算数では、小数×小数の学習において、これまで学習した整数×小数の解法を基に、筆算をすると、小数点の位置がどう動くのか、そもそも小数に小数をかける意味とは何なのかをグループで話し合いました。

 そのほかにも、高学年の学級活動では、学級委員を中心に学級レクを計画する活動やグループワークトレーニングなども行っています。

 

 「なるほど!そういうことか!」「できた!わかった!」「友達の意見を聴きたいな/友達に伝えたいな」「次はこんなことを学びたいな」などの声が児童から聞けるよう、授業改善を進めていきます。