学校日記

2026.10.6 一葉落ちて天下の秋を知る

公開日
2026/10/06
更新日
2026/10/05

校長室より

長く続いた秋の雨も落ち着き、太陽が顔をのぞかせる日が、ようやく訪れるようになりました。晴れた日には、本当に秋らしさを感じるようになりました。

朝夕の空気が少しひんやりと感じられたり、空が高く見えたり、木々の葉が少しずつ色づき始めたり…。季節の変化は、ある日突然やってくるのではなく、身の回りの小さな変化として、少しずつ現れてきます。


そんな秋にぴったりな言葉に、「一葉落ちて天下の秋を知る」(一葉:いちよう)いうものがあります。


これは、「一枚の葉が落ちるという小さな変化から、秋の訪れを感じるように、わずかな前兆から、その先にある大きな変化を察知する」という意味です。


一見すると何も変わっていないように感じても、物事は少しずつ、よい方向にも、反対にそうでない方向にも変化していくことがあります。


例えば、「今日は少し早く寝て、明日の朝は早く起きよう」「整理整頓を心がけよう」「スマートフォンを見る時間を少し減らそう」など、小さなことかもしれません。しかし、こうした小さな行動の積み重ねが、やがて大きな変化につながるのではないでしょうか。

反対に、「これくらいなら大丈夫」「たいしたことないだろう」と思っている小さな乱れが積み重なることで、いつの間にか生活全体のリズムや習慣が崩れてしまうこともあります。


学校生活において、授業への向き合い方、友達との関わり方、時間の使い方、身の回りの整理整頓など、何か「少し変えてみたい」と思うことはないでしょうか。

家庭生活においては、睡眠時間、スマートフォンやゲームとの付き合い方、家族との時間、自分の好きなことや興味のあることに使う時間などはどうでしょうか。


大きな目標を立てる必要はありません。

「昨日より少しだけよくする」。

その小さな一歩を大切にしてほしいと思います。


一枚の葉が、季節の変化を教えてくれるように、皆さんの小さな変化も、やがて皆さん自身の大きな成長につながっていくはずです。

古中生の皆さんは、この秋、どんな「一葉」を落としてみますか^^