2024.6.25 行動力より「 考動力」
- 公開日
- 2024/06/25
- 更新日
- 2024/06/25
校長室より
少し前の話になりますが、6月10日(月)に実施された「高校教師の話を聞く会」で、校長からの話として、3年生には「行動力より『考動力』でいきましょう」という話をしました。この「考動力」という言葉は「造語」で、明確な定義はありませんが、ただ動く「行動」ではなく、「目的をもって、自ら考えて動く」という意味で捉えてもらえればよいかと思います。
会の中では、「人の言われるままであったり、流されたり、なんとなくではなく、自分が何をしたいのか、そのためにはどんな勉強をするといいのか、どんな準備をしていけばいいのか、しっかり『考えながら、動いて』いきましょう」と伝えました。
その話を聞いてくれた後だからか、古知野高校の先生からも「3年生の皆さん、ぜひ『考動力』を大切にしてください」と説明会の中で後押しをしてくれました。
そんな「考動力」ですが、この時期、3年生のみならず、1・2年生を含め、誰にも当てはまるタイミングとなりました。
まずは、第1回定期テストが終わった、このタイミング。結果を冷静に振り返り、何ができていて、何を補う必要があるのか。そのために、どんな勉強をしていくとよいのか。24時間をどうデザインするとよいのか…。そんなことを考えながら、結果と向き合ってほしいと思います。
また、夏の大会の組み合わせが決定したこのタイミング。大会当日までの期間に、どんな練習をするのか。どんなフォーメーションプレーの確認をするのか。どうコンディションを整えていくのか。1・2年生の後輩は、3年生に何をするのか…。そんなことを考えながら、大会当日を迎えてほしいと思います。
どの古中生も、まだまだ「伸びしろ」があります。ワンランク上の古中生をめざして、ぜひ、この時期、「考動力」で頑張っていきましょう!