2025.3.17 映画「14歳の栞」
- 公開日
- 2025/03/17
- 更新日
- 2025/03/16
校長室より
週末は、映画「14歳の栞」を観てきました。
この作品は、実在する中学校で、3学期を過ごす「2年6組」の生徒35名にカメラが密着した、青春リアリティ映画です。
撮影は、コロナ前の2020年2~3月。2021年3月に上映が開始され、この時期になると、毎年再上映をしていた映画です。しかし、作品の性質上、オンライン配信や、DVD化等は予定されてないとのことで、劇場でしか上映されない作品となっています。前回も見逃し、「もう観られないかも」と諦めていたところ、この春、上映するということで、「これは、必ず観なければ」と思い、鑑賞してきたものです。
公式サイトには、以下のように紹介されています(公式サイトより引用)。
とある中学校の3学期、「2年6組」35人全員に密着し、ひとりひとりの物語を紐解いていく。
そこには、劇的な主人公もいなければ、大きなどんでん返しもありません。
それなのになぜか目が離せないのは、きっとそれが「誰もが通ってきたのに、まだ誰も見たことのなかった景色」だから。
そしてその35人全員が、どこか自分と重なってしまうからかもしれません。
まだ子供か大人かも曖昧なその瞬間、私たちは、何に傷ついて、何に悩んで、何を後悔して、何を夢見て、何を決意して、そして、何に心がときめいていたのか。
これは、私たちが一度立ち止まり、いつでもあの頃の気持ちに立ち返るための「栞」をはさむ映画です。
編集の仕方や、BGM等もセンスが良く、見終わると、とてもホッコリする映画でした。
登場している生徒は、現在であれば、20歳になっています。どんな「現在(いま)」を過ごしているのか、とても気になるところです。きっと、それぞれに頑張って生きているように思います。
そして、おそらく、大人はポジティブな評価をすると思うのですが、同世代が観たとき、どのような評価をするのでしょうか…。「あるある」というところが多いと思いますが、教育関係者としては気になるところです。
興味がある方は、ご覧になられてはいかが?^^