【10.28 研究発表会に向けてpart5】2年生国語科 研究授業
- 公開日
- 2022/06/23
- 更新日
- 2022/06/23
学校概要
同じく第5弾、昨日の様子です。
2年生国語科 「情報社会を生きる」の単元で研究授業が行われました。この授業では研究委嘱を受けて以来ご指導をいただいている土井謙次氏をお招きしています。
本時の学習課題は「情報メディアを比較しよう」です。情報メディアを本、雑誌、新聞、テレビ、ネットニュース、SNSの6つを取り上げることを確認して授業が始まりました。授業者は「深い学び」にするために、互いのメディアを比較する「ツール」として、「レーダーチャート」を用いました。そして比較する際の観点として「速報性」「信頼性」「詳細さ」の3観点としました。
4人グループになり、それぞれの情報メディアをレーダーチャートを使って評価します。各グループで意見をまとめ、各グループの最終結論を「Google Jamboard」に貼り付け、発表します。最後に、互いの発表を聞いて新たに気付いたことや考えたことを記入し、メディアの特徴について総合的にまとめました。
授業後に行われた研究協議会では、
・話し合いや発表の活動にシンキングツール(レーダーチャート)やジャムボードを取り入れたが、どのような形で活用したらよいかまだ工夫の余地があった。
・本授業におけるまとめとして、指導案のような型にはまったまとめの文言でなく、生徒の意見も考慮した多様な文章を認めていく形にしてもよいのではないか
との意見が出されました。しかしながら、単元全体の意図をくむと、どちらがよいとも言えず、単元全体の指導目標をおさえてまとめを見通す大切さも再確認できました。
土井氏からの講評では、国語科における見方・考え方の視点についてご教授いただき、振り返りの方法の多様性を今後の授業に生かしていくとよいと感じました。

