給食週間 その3 (1/26)
- 公開日
- 2012/01/26
- 更新日
- 2012/01/26
今日の給食
今日の献立は「ご飯、すまし汁、味噌カツ、なばなのクルミ和え、牛乳」です。
「味噌カツ」は、名古屋を含む尾張地域の料理で「名古屋めし」と呼ばれるものの一つです。トンカツにかける「味噌だれ」は、八丁味噌に、かつおだし、砂糖などを加えて甘くしたものです。この八丁味噌は、米麹(こめこうじ)、麦麹(むぎこうじ)を使わずに、大豆だけで作られています。色が赤く辛口の豆みそで、この地域で多く食べられています。できあがるまでに3年もかかるため、旨みが多く、独特の渋みがあり、甘みが少ないという特徴があります。
今日の甘みそも、八丁味噌を中心に、米味噌や砂糖、ゴマを加え、食べやすく味付けがしてあります。
「なばなのクルミ和え」のなばなは、江南市産です。江南市のなばなは「やわらかくておいしい」と評判で、各地に出荷されているそうです。
学校給食週間中に、江南市産の「なばな」が一番多くとれる時期になり、今年も献立に取り入れられています。
なばなを作っている方にお聞きしたところ、なばなが一番おいしい時期は、寒い冬を越す1月から2月だそうです。私たちが食べているなばなは、若い葉とつぼみの部分です。摘み取った後、約2週間でまた若い葉が伸びてきます。農家の方が寒い中、一つずつ手作業で摘み取り、給食で使う多くの量をそろえてくださいます。感謝の気持ちでいっぱいになりますね。
また、「なばなのクルミ和え」には、江南市産のにんじんも入っています。江南市の野菜がたくさん食べられますね。
今日もおいしくいただきました!
ちなみに、なばなでこんな料理ができます↓
■なばなのレシピ(クックパッド)
http://cookpad.com/%E3%83%AC%E3%82%B7%E3%83%94/%E3%81%AA%E3%81%B0%E3%81%AA