あの日から2年 その1
- 公開日
- 2013/03/11
- 更新日
- 2013/03/11
その他
あの日から2年が経ちました。今日は、学校の国旗・市旗・校旗も半旗に。
多くの人を失い、今もなお、被災地をはじめ、全国には、まだ震災の影響で苦難を強いられている方がたくさんみえます。
あのとき、ネット上では、「いい話」がたくさんあふれました。
今週は、そのときの話をいくつかピックアップし、紹介します。
まずは「その1」として、「さすが、日本の国民性編」です。
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・ある駅近くのコンビニが停電の中、自家発電で営業していた。レジに長蛇の列ができているさなか、燃料が切れたのか自家発電が切れてレジが動かなくなった。真っ暗な店内。皆手に持った商品を棚に戻して店を出ていた。そのまま持って出ても誰も分からない状況だったけど。
・ほぼ満席の状態からお客さんに外に避難してもらいました。食い逃げは半端ないだろうな、と思っていたが、ほとんどのお客さんが戻ってきて会計してくれました。ほんの少しの戻られなかったお客さんは、12日にわざわざ店に足を運んでくださいました。日本ていい国。
・一回の青信号で1台しか前に進めない中、譲り合い穏やかに運転している姿に感動した。交通が5分以上完全マヒするシーンもあったが、10時間の間お礼以外のクラクションの音を耳にしなかった。日本がますます好きになった。
・日本人があることを誇りに思うことが次々と起こりますね。ハリケーン・カトリーナの時は、普段1$の水が10$で売られ、それを経済学者は「It’s market price.(それが市場というものだ)」と擁護したのです。今回サントリーが自販機無料開放してくれたことを忘れてはいけませぬ。
・外国人から見た地震災害の反応。物が散乱しているスーパーで、落ちているものを律儀に拾い、そして列に黙って並んでお金を払って買い物をする。運転再開した電車で混んでるのに妊婦に席を譲るお年寄り。この光景をみて外国人は絶句したようだ。
・「分け合って食べます」と3つしかおにぎりをもらわない人を見た。凍えるほど寒いのに、毛布を譲り合う人を見た。きちんと一列に並んで、順番を守って物資を受け取る姿に、日本人の誇りを見た。