人権ビデオを全校で鑑賞しました。
- 公開日
- 2011/10/18
- 更新日
- 2011/10/18
行事関係
「見上げた青い空」という「いじめ」をテーマにしたビデオを全校で鑑賞しました。中学生が主人公のドラマで「いじめ」を真正面から取り上げたものです。同世代の問題だけに、全校生徒が真剣な表情で鑑賞していました。この機会にひとりひとりがしっかり「いじめ」について考えてほしいものです。
<このビデオを企画した「財団法人 人権教育啓発推進センター」の解説>
いやがらせメール、プ口フ(プ口フィール)、掲示板。匿名性が高いネット時代の“いじめ”は、ウィルスのように次々と感染していき、陰湿な仕打ちもまるでゲーム感覚です。そして、誰が次のターゲットになるか分からない疑心暗鬼から、クラス全員がいじめる側に加わろうとする一方、ターゲットとされた子どもは 24時間365日いじめにさらされてしまう残酷さもネット時代の“いじめ”の特徴です。“いじめ”によって子どもが自殺するのは、決してその子どもが弱いからではなく、現代のいじめがそれほど残酷だからです。
また、“いじめ”は、いじめられる側だけではなく、いじめる側も苦しめるという点でも残酷であり、いじめ問題を解決するためには、いじめる側にいじめを止めさせることをとにかく最優先しなければならないと指摘する専門家もいます。
このビデオは、巧妙かつ残酷ないじめの現実、そして、いじめられる側もいじめる側も苦しんでいる“いじめ”の本質を直視していただき、あらためて“いじめ”について考えていただくきっかけになることを企図して作成されました。ご覧になった方の一人一人に、人ごとではなく自らの問題としての「気付き」があることを願っております。