学校日記

「命の大切さを考える会」 感想

公開日
2011/10/23
更新日
2011/10/23

行事関係

21日(金)に行われた「命の大切さを考える会」で講師の佐藤逸代さんからお聞きした話は、生徒たちの心に大きく残ったようです。講演後に感想にも生徒なりに深く考えたことが伝わってくるものが数多くありました。その一部を紹介します。
 「いつもあたりまえに学校に来たり、家に帰ったり、友達と遊んだりしゃべったり、何気ないことであたりまえなことだと思っていた。悲しい…。講師の先生の話し方、雰囲気、声、いろんなところから悲しさが伝わってきた。6年…6年もたっているのに悲しさは消えない。講師の先生にとってはついこの間のことだったのかもしれない。大切な人は失いたくないと思った。だから大切な人にはもっと優しく『ありがとう』とも言おう。失ってしまってからでは遅いから。人を失う痛みはケガとは違う。ケガはいつか治る。けれど、人を失う心の傷は治らない。これからはもっと人を大切にしよう。自分も他人も、人はあたりまえに生きているんじゃないんだから。」(3年男子)
 「私は、命があることをあたりまえだと思っていました。そして命があることに感謝するということを忘れていました。ここにいること。ここで生きていられること。家族、友達、先生がそばにいてくれるということ…。これは命があるからこその喜びであるということを改めて感じることのできた素晴らしい時間となりました。…(略)…そして6年前の事故を思い出すだけで、苦しくて辛いはずなのに講演で涙を流しながら話す逸代さんは、とても強い人だと思い感動しました。また、苦難を乗り越えて前を向いて生きようという姿に私はとても勇気をもらいました。私も小さなことであたりまえと思わずに、何気ない日常に感謝のできる人間になります。心を込めて『ありがとう』と言える人間になろうと思います。(2年女子)
 「…(略)…今回の会で一人一人の命の大切さをわかることができました。何の前ぶれもなく、命をおとすことがどれだけの悲しみを与えるか、そして、家族や友達が自分がいなくなってしまうことで、苦しみ、人生が変わってしまうことも知ることができました。命は一つしかなく死んでしまったらもう生き返ることはっできません。なので、事故などの気をつければ防ぐことができる死について考えていきたいと思います。私が事故にあわないためにも、そして私自身が事故を起こし悲しみをふやすことを絶対にしないためにも、これから一生考えながら生きていきたいと思います。」(1年女子)

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