学校保健委員会 講演会感想
- 公開日
- 2011/11/12
- 更新日
- 2011/11/12
行事関係
昨日(11日・金)に行われた学校保健委員会の講演会は、生徒たちの心にとても深く残りました。感想の一部を紹介します。
「…(略)…僕たちは、修学旅行で神戸に行ったけれど、その前に大震災があったとは思えないほどきれいでした。避難所での中学生や小学生の小さながんばりが大きな復興につながったと思います。もし、愛知県で起こったら、自分たちも中心となって助け合えるようにしたいです。」(3年男子)
「今日の近藤さんのお話を聞きながら、しっかりと自分の命について生き方について考えることができました。…(略)… 今の私にできること。“思いやり・優しさ”どんな形でもいいからもっと素直になって行動にしたいと思いました。また、今ここに。この瞬間。この場所にいられることに感謝して、命を大切にして、精一杯生きて、生きて生きて生きて、そしていつか周りの助けができるようになりたいです。」(3年女子)
「…(略)…同じ中学生でしかも年下の子がみんなのために働いたと聞いたときは驚きで自分だったらできるか分からないと思いました。その一生懸命やっている子の思いや行動を聞いていると何とも言えなくなり泣きそうでした。今思っていることは『地震が起きたから助け合おう』ではなくて、普段の生活でも普通に人を助けられる人になりたい。」(3年男子)
「…(略)…私が一番心に残ったことは『差別』についてと『キズナ』についてです。差別についてはとても悲しいことだと思いました。人間、大変な立場に立ってしまうと、心が弱くなってしまうものです。弱くなってしまわないようにすることが大切だと思います。『キズナ』については、家族について深く感動しました。自分は怖いはずなのに、さびしいはずなのに、家族が助けようとしているのに、『もういい。はやく逃げて』という心にとても感動しました。そしてとても悲しくなりました。」(2年女子)
「…(略)…そんな怖いものにも、一瞬にして皆の大切なものを奪っていたものにも、勇気を出して立ち向かう姿、協力し合う姿はとても素晴らしいものだと思いました。私は、自然の力、人の力ではあらがえないものの力を思い知らされた時だからこそ、見つけられるものだってあると思います。これから1日1日を大切にし、どんなことにも負けないくらい強くなって生きていこうと思いました。」(1年女子)