始業式
- 公開日
- 2012/01/06
- 更新日
- 2012/01/06
行事関係
3学期の始業式が底冷えのする体育館で行われました。新学期が始まるに際し、式辞として校長先生から、以下のような話がありました。
「昨年は、東日本大震災やタイの洪水、ヨーロッパの金融危機など悲しい出来事、不安な出来事がたくさんありました。一方なでしこジャパンの優勝など明るい出来事もありました。2学期の終業式では、自分を見つめる時間を持って欲しいと話しましたが、先生自身も自分自身を振り返る時間を持ちました。その中で心の中に浮かんできたのは、『押忍』という言葉です。先生は、大学4年間空手部で、このことばを何万回も腹の底から発していました。『押忍』という言葉の意味は、忍びながら押す、つまりじっと堪えて心の中では強い気持ちをもつという意味です。先生は、控えめにじっと耐えるが、常に心の中では強さを秘めるという意味のこの『押忍』をずっと心の中に持ち続けて来たように思います。皆さんは自分自身を振り返ってどんなことを考えたでしょうか。さて、3学期はとても短く、3年生はあとわずかで卒業です。1月は『いく』2月は『にげる』3月は『さる』といいます。短い学期ですが、しっかりとそれぞれの学年の締めくくりをして新しい学年を迎えてください。
式の後、生徒指導の柴田先生の話がありました。柴田先生からは
「『一年の計は元旦にあり』という言葉があります。しっかりと目標をもって生活しましょう。先生の目標は学校では『毎日挨拶』です。毎日朝校門に立って挨拶をします。家庭では『毎日娘抱』です。毎日かわいい我が子をだっこします。みなさんも自分の目標をしっかり文字に表してみましょう」
などの話がありました。
寒さに耐えながらもしっかり集中して話が聞けた始業式でした。新しい年、良いスタートが切れたと思います。