あの先生がみえなかったなら、あの日々がなかったなら・・・
- 公開日
- 2013/04/16
- 更新日
- 2013/04/16
校長室から
先生、その存在は極めて大きいと感じます。忘れられない先生がいます。小学校3年生の時の先生です。先生は僕たちにソフトボールを教えてくれました。給食を配る間に、待っている子をグランドに連れて行き、先生が投げられ、一人一人打たせてくれたんです。守備について、ボールを拾いがてら、守備練習もしていました。そのとき、なぜか、レフトの外野を守っていて、先生にボールをノーバウンドで返したとき、先生が「いい肩しているぞ」とほめてくれました。
私たちはもうソフトボールに夢中になりました。その頃のグローブは高く、買ってもらうのにも家にかなり負担をかけたことを覚えています。それでも、みんなグローブを買ってもらいました。私も買ってもらったのですが、そのグローブ、中の綿が出る中学3年まで使いました。
みんなで、中学に進み、野球部に入りました。その当時の顧問の先生は、グランドにはみえませんでした。みんなで、考えて練習しました。みんな野球が好きで、日曜日でも集まって練習しました。そして、3年生になったとき、あれよあれよという間に県大会まで勝ち進みました。県大会では負けてしまいましたが、とても良い思い出となりました。
メンバーはそれぞれの高校へ進みました。私はそのとき、野球をやめて、他の部活に入ってしまいましたが、なんと、その時、一緒にやっていたメンバーの内、2人が甲子園に行きました。テレビに映る友達を見て、うらやましく思いました。堂々とマウンドに立っていました。その他にも2人が軟式野球に進み全国制覇をしました。新聞で名前を見つけ、誇らしく思えました。
小学校のとき、給食の時間にソフトボールを教えてくれた一人の先生、野球と出会わせてくれた先生の存在が今になって大きく感じます。今、生きてみえれば、85歳から90歳くらいではないでしょうか。今も元気でいらっしゃるのでしょうか。

