宮本慎也選手に学ぶ【巨人がうらやましい】
- 公開日
- 2013/09/03
- 更新日
- 2013/09/03
校長室から
宮本 慎也(みやもとしんや)選手が引退発表を行いました。宮本選手は大学出で2人目の2000本安打を打った選手でもあり、ヤクルトで何度もゴールデングラブ賞を受賞された選手です。最近では全日本のキャプテンをされています。最近、宮本選手の記事を見て感動したことがありますので紹介します。
Number Web 9月2日(月)12時31分配信記事より
宮本選手が「僕は巨人をちょっと羨(うらや)ましいと思うことがあるんです」と話されたことがあります。それは、「赤い靴下」の話でした。
ある試合の日。ヤクルトの中堅選手が真っ赤な靴下を履いて球場にやってきたのを見て、それに無性に腹が立ったというのです。男が赤い靴下をはいて、それもプロ野球選手として恥ずかしいと言われるのです。
「だって強いチームというものには、必ず規律があるじゃないですか」
「赤い靴下はダメだと球団が決めなければ」
宮本選手はさらに、
「巨人を見ていると、やっぱりそういう規律を感じるんです。ヒゲはいけないとか、金髪はダメだとか……。傍(かたわら)から見たら小さなことかもしれないけど、野球に全力を注ぎ込むために、全員が守らなければならない決まりが巨人にはある。今のヤクルトはそういうのが薄れてしまって、てんでバラバラなんです。だからちょっと巨人が羨ましい」と言われました。
強かった頃のヤクルトには確かに規律があり、それが次第に薄れてきてしまっているとのことです。宮本選手にとって、その象徴が「赤い靴下」だったわけです。
規律を守らせるのは何だろうと考えました・・・。