ドラフト会議、え!中学生でも指名していいの?
- 公開日
- 2014/10/23
- 更新日
- 2014/10/23
校長室から
今日の夕方はドラフト会議です。対象となる選手は今頃、ドキドキしてみえるでしょうね。ところでこのドラフト会議に中学生は指名していいのでしょうか?これはOKです。NPBの「新人選手選択会議規約」で、ドラフト開催年の翌年3月に卒業予定の中学校生もドラフト対象になることが規定されています。
では実際、中学生が指名されたことはあったのでしょうか。辻本 賢人(つじもと けんと)選手は2004年8月にカリフォルニア州のマタデーハイスクールで日本の義務教育に当たる9年生課程修了。同年秋のドラフトで、阪神タイガースに8巡目で指名され入団しています。15歳での指名はドラフト史上最年少でした。
でもその後は、 疲労骨折したこともあって二軍でも大きな成果を上げることもできず、20009年10月1日に球団から戦力外通告を受け、10月30日自由契約になってしまうのです。やはり、プロの世界は厳しいですね。
もし、今日が「嘘をついて良い日」なら、3年生の野球部生徒のところに行って「おぃ!ドラフト、君、かかったぞ!」と言ってあげたいです。「ヤクルトスワローズ、ピッチャー ○○○○君、宮田中学校 投手 右投げ、右打ち」って。(おぃおぃ)