学校日記

「何故に関東を目指す」「そこには箱根があるから」

公開日
2015/01/03
更新日
2015/01/03

校長室から

「何故に君は関東を目指す」の質問に「そこには箱根があるから」長距離ランナー高校生が目指すのは関東学生陸上競技連盟が所属する大学。ここに所属しない大学は出られないこの大会、それが東京箱根間往復大学駅伝競走です。いわゆる箱根駅伝です。

今年は青山学院大学の素晴らしい走りが観られました。特に、絶対破ることができないと言われていた5区の山登り、東洋大の山の神と言われた榊原竜二さんの記録を破っていった神野大地(3年)選手の驚異的な走りはあっという間に差をつけました。5区は本当に大切な区間だと思い知らされました。

文化放送で2日、箱根駅伝の解説を務めたその東洋大OBの柏原竜二(富士通)選手が、テレビで「柏原なき後…」と実況されたことを受け、自身のツイッターで「テレビ実況では僕は死んだことになっているらしい」とつぶやいたそうです。アナウンサーも盛り上げるため必死の実況中継ですが正しい日本語使わないと大変・・・。(笑)

ところで生徒諸君、この箱根駅伝のテレビ放送において選手紹介がありますが、名前の隣に出身高校名が載っています。そこに非常に興味もって観ているのですが、工業高校などから早稲田大学、青山学院大学に進学している選手もいます。いかに、高校時代何かに秀でていれば認めてもらえるかよくわかります。もっとも、頭脳も優秀だった生徒が県内の駅伝強豪校へ進学し、それがたまたま工業高校だったといこともあります。(駅伝選手は自分への厳しさが特に求められ、大成するする人には賢い人が多いと言われています)とにかく、駅伝は少ない人数でものすごいPRとなりますので、野球とならんで高校進学、大学進学、企業就職に有利なのは誰もが認めるところです。参考までに。