学校日記

「聖徳太子」この読み方は?

公開日
2015/03/03
更新日
2015/03/03

校長室から

1冊の本を紹介します。
学年でビリだったギャルが、1年で偏差値を40あげて日本でトップの私立大学、慶應大学に現役で合格した感動する話です。作者は坪田信貴さんです。坪田さんは塾の先生として、この彼女と関わってこられてようです。学年ビリの彼女の実力はどんなものだったのでしょうか。どれだけ彼女はおかしな子だったかという文章がありますので紹介します。

【聖徳太子が分からない】
あるとき、彼女が塾の坪田先生に質問をしてきました。

彼女「せんせー、あのさ、この女の子、超かわいそうじゃね?」
彼女の人差し指には、「聖徳太子」の文字があるのです。
先生『女の子・・・?』『あ!子がついてるからな』
先生『でも決して、超かわいそうな人ではない。聖徳太子は誰もがうらやむ立派な人だろ。どこをどうよんだらそうなるんだ』
そこで彼女に聞いてみたのです。

先生「あのさ、なんでかわいそうだと思ったの?」
彼女「だって、この子、きっと超デブだったからこんな名前付けられたんだよ。せいとくたこって」
先生『聖徳 太子(せいとくたこ)』(が〜ん)
先生『太った女の子だから太子』

こんな感じの彼女だったのですが、素晴らしいところがありました。それは素直さだったのです。この素直さを武器に挑戦していく彼女!さて、この彼女はどう成長していくのでしょうか・・・。興味ある方はどうぞ!