学校日記

校長です・・・、校長です 373 【成長させてくれた言葉】

公開日
2015/03/10
更新日
2015/03/10

校長室から

校長です。忘れられない言葉があります。
校長です。陸上部顧問について1年目の秋でした。
校長です。夏の大会は先輩が残してくれた財産だったでしょうか。
校長です。県で総合準優勝でした。

校長です。そのメンバーが去った後の新人戦でした。
校長です。見事に大敗を喫(き)してしまうのです。
校長です。その時、他校の先輩の先生方から言われたのです。
校長です。「今年はたいしたことないな」と。

校長です。この言葉、忘れられませんでした。
校長です。悔しくて、悔しくて忘れることができませんでした。
校長です。この言葉、裏も感じるのです。
校長です。夏の準優勝は前の先生の力だと。
校長です。君はオマケだと。

校長です。必死に経験のない自分は考えました。
校長です。練習が他校と一緒では才能勝負なんです。
校長です。日々、勝てる練習を作ろうと考えました。

校長です。全国大会のサブグランド見て歩きました。
校長です。質の高い練習が隠されているからです。
校長です。でもそのまま導入しません。
校長です。マネはそれ以上にいかないからです。
校長です。さらに上を目指しアレンジするのです。

校長です。その言葉から2年目です。
校長です。県総合優勝しました。
校長です。それから何回も県優勝させて頂きました。
校長です。いつもくじけそうになると思い出すのです。
校長です。「たいしたことないな」の言葉を。
校長です。あの時、もし優しい言葉ならどうだったでしょう。
校長です。何も残らず、ただの顧問だったかもしれません。

校長です・・・、校長です。