学校日記

校内めぐり 106 【桜の花が咲く頃に・・・】

公開日
2015/03/23
更新日
2015/03/23

校長室から

桜の花が咲きました!木曽川堤防の桜の里、綺麗に咲いています。今年もこの時期になりました。いつもより早いです。何故わかるかというと、昨年度は去りゆく先生を惜しんでこのさくらを見た思いがあります。と言うことは、終了式後となるからです。
 しかし、桜の花は何故にあんなに悲しい色しているのでしょう。きっと、咲いている期間が短く、過ぎ去っていくのが手に取るようにわかるからではないでしょうか。別れを覚悟しながら付き合っている男女みたいです。(おぃおぃ)

 今年も多くの先生がこの宮田中学校を去っていきます。新聞発表は3月30日だと聞いていますが、生徒諸君にとっては突然の別れとなり、少し可哀想な気がします。先日、ある保護者の方が「○○先生がかわっていくのですか?」とどこから聞いてみえたのでしょうか、いきなり私に問い合わせがありました。こんな質問には答えられませんのでごまかして答えましたが、保護者の方はどこでも話題を求めて話しまくり(?)です。

でも、別れは大切です。さよならがあるからこそ約束もできるのです。「しっかりやれよ」と多くの先生が話され別れていかれます。生徒はその言葉を受け、頑張ろうと思うのです。特に深く関わった先生の言葉は忘れません。
去られる先生は次の世界でまた頑張っていただけることと思うのですが、君たちのことを思い出しては手を止めることも何度もあると思うのです。どちらにも悲しい別れです。
 
そして、その後に新たな出会いもあります。またそこで新たに繋(つな)がる先生もみえるかもしれません。

桜が堤防に咲き誇る時期、それは別れと希望の複雑な時期です。桜があってよかったと思う今日この頃です。

※写真からどこかわかる方はみえますか?一宮市と江南市の境です。堤防下に麺工場があります。