校長です・・・、校長です 465 【20歳のプレゼント】
- 公開日
- 2015/07/06
- 更新日
- 2015/07/06
校長室から
校長です。ある生徒が彼女にさよなら言われ泣いてました。
校長です。そこへ神様が現れて彼に言うのです。
校長です。あなたから去ったのはこのバレー部の可愛い彼女ですか。
校長です。彼は「いいえ違います」と答えます。
校長です。神様、さらに質問します。
校長です。去ったのはこの吹奏楽部の可愛い彼女ですか。
校長です。彼は「いいえ違います」と答えます。
校長です。神様、さらに質問します。
校長です。去ったのはこのどこにでもいそうな陸上部の彼女ですか。
校長です。彼、嬉しさ一杯で答えます。
校長です。「はい、そうです」
校長です。神様はたいそう感心され魔法をかけるのです。
校長です。3人の彼女が彼を好きになるようにしたのです。
校長です。彼は3人ものガールフレンドができました。
校長です。めでたし、めでたし(おぃおぃ)
校長です。彼、神様に言うのです。
校長です。「私は3人もの彼女は要(い)りません」
校長です。「顔は並だけど心が綺麗な陸上部の彼女だけで結構です」
校長です。「でも、彼女はあきらめます」
校長です。「きっと、僕の何かが駄目だったんです」
校長です。「大きくなって、立派になって彼女の前に現れます」
校長です。「今は彼女が元気にやってくれればいいです」
校長です。神様、彼に心打たれます。
校長です。そして何やら魔法をかけて去っていきました。
校長です。その魔法はなんと驚くものでした。
校長です。彼が20歳になった時、その彼女との再会でした。
校長です。今日も絶好調です。
校長です・・・、校長です。

