学校日記

全校集会で 【流した涙は、これからの君を支える】

公開日
2015/08/03
更新日
2015/08/03

校長室から

今年の暑い夏、3年生にとっては一つのピリオドを打った今日この頃です。私、個人的には一試合でも多く、一人でも多くの子が試合体験できるように、そう願って臨んだ大会でした。
申し訳なかったのは組み合わせです。1回戦で当たった相手チームが勝ち進み、県大会まで進んだところが実に多かったです。バレー部男女、剣道部男子などは先生が引いてきたくじの悪さで申し訳ないことをしました。がっぷり4つに組んだバレー部男子などはメンバー変更はあそこではできなかったでしょう。試合に出してあげたいのは十分顧問の先生も周りもわかっていましたが許して下さい。

そんな中、バレー部女子川村さん、2セット目にコートに出てきました。みんな拍手で迎えました。そして次のプレーで誰でしょうか、川村さんにトスを上げるのです。そして川村さんがスパイクを決めるのです。相手は優勝チームの布袋でした。彼女にとってこのワンプレーは一生の宝物でしょう。

1・2年生諸君、どうか秋の大会でシード権を取ってきてください。一度、この権利を有すると、ベスト4までの確率が高くなります。シード権は次の大会に影響してきます。だから手放すとなかなか手にできないんです。吹奏楽部の部長吉村さんが後輩に一言をお願いと言ったなら「どうか吹奏楽部をみんなで守っていってください。そして、私たちの分まで頑張って下さい」と言っていたのが思い出に残ります。

「悔しさがあれば頑張れる、夢があればもっと頑張れる」どうか、1・2年生のみなさん、今一度、チームで固まって、上を目指してください。
3年生諸君、特にキャプテンのみなさん、ご苦労様でした。次に進路に夢をもち、頑張って下さい。流した涙はきっと君を今後、支えると思います。