校長です。部活動の指導に励む若者君見て思います。
校長です。若い頃、必死に指導していたことを思い出します。
校長です。この当時、言われたのが「ホンちゃん」という言葉です。
校長です。ホンちゃんとはその種目を経験してきた方を言うのです。
校長です。ホンちゃんの反対言葉はアマちゃんなんです。
校長です。アマちゃんは経験してない方を言うのです。
校長です。アマチュアからきていると思います。

校長です。でも別の意味にも取れるのです。
校長です。甘い考えからくるアマちゃんです。
校長です。「そんなに簡単に勝てるほど甘くないよ」のアマちゃんです。

校長です。誰だって自分の経験してきた部活を指導したいです。
校長です。でも現場はなかなかそれは許してくれません。
校長です。右も左もわからぬままに部活の日々が始まるのです。

校長です。経験もないのに指導することは辛いものがあります。
校長です。「アマちゃん」と言われるたびに悔しい思いをしてきました。
校長です。ならばと思い、ここでホンちゃんに対抗意識炎上です。
校長です。勉強と工夫と努力で勝ってやろうと思うのです。

校長です。ホンちゃんの先生にも隙（すき）があるのです。
校長です。自分の受けてきた指導が一番だと思い込んでいることです。
校長です。経験したことからしか指導が考えられないことです。
校長です。一方、アマちゃんは、無知の知の考えが働くのです。
校長です。どこからも練習方法引っ張って、自分のものにできるのです。

校長です。若い頃、「部活指導は３０歳位まで」と教えてもらいました。
校長です。「後輩に道を譲るのだよ」と。
校長です。でも３０歳になっても後輩は現れませんでした。
校長です。「４０歳になったなら、後輩も増えるよ」と言われました。
校長です。４０歳になった時、それでも後輩は入ってこなかったです。
校長です。気が付けば、５０歳過ぎて要約若者にバトンタッチです。
校長です。これでもまだ「アマちゃん」と言われるのでしょうか。

校長です・・・、校長です。