忘れもしない若い時のインフルエンザの思い出
- 公開日
- 2016/01/27
- 更新日
- 2016/01/27
校長室から
インフルエンザの思い出があります。昔、春日井市のアパートに一人生活でした。みんなは「ボロみ荘」って言ってくれましたが、私にはトイレも付いた立派なアパートでした。
ある冬の日、他地区への異動希望者向けの面接があり名古屋に出かけました。試験が終わるまではまだ良かったのですが、終わってからは何だか、体がおかしいのです。『風邪かな』と思ったのですが、風邪ぐらいではこんなにフラフラするのもおかしいと思ったのです。当時はインフルエンザという言葉がそんなに使われていなかったと思います。「インフルエンザ イコール 風邪のひどいやつ」ぐらいに認識されていました。(インフルエンザは風邪とはまったく違います)
体はがたがたで、熱も39度以上あり、もう立っていることもできませんでした。どうさまよったかはわかりませんが、友達が岐阜から迎えにきてくれました。昔、アパートに一緒に生活していた友達が道案内して友達、3・4人で来てくれたのです。僕の車と友達の車で岐阜に帰りました。その時ほど、友達っていいなと思ったことはありませんでした。これで助かったと思ったのでしょうか車の中で寝込んでしまったらしいです。
家に戻り、安心して眠ったことを覚えています。まる3日間、高熱でうなされました。熱が下がった時は何故か違う世界に生まれ変わってきたような気分でした。友達についても考えさせられました。本当にありがとうと心から思いました。
インフルエンザもかかり方に個人差がありますが、本当にひどい時は立ってもいられないのです。1週間、フラフラとさまようこともあります。特にめったに寝込まない方ほどかかった時はとんでもない状態になるのではないでしょうか。みなさん、十分ご注意ください。
※写真はこんな感じの当時のアパートでした