学校日記

明石家さんまさんの笑顔の向こうには

公開日
2016/01/28
更新日
2016/01/28

校長室から

明石家 さんま(あかしや さんま)さんは、誰もが知る日本のお笑いタレント、司会者です。あんなに明るいさんまさんですが実は辛(つら)い思い出があるのです。

さんまさんが3歳の時に実の母親が病に倒れ亡くなられているのです。小学校高学年になったときに父親が再婚され、新しい母親ができたのです。でも、このお母さんは連れてきた子ばかりを可愛がられたそうです。さんまさんは淋しい毎日を送られたそうです。(これは当事者にしかわかりません。あるいは、さんまさんが奥深いところまでわからなかったのか・・・。)

さんまさんはそれでも新しい母と仲良くしたくて、相手をしてほしくて毎日必死で面白いことを考えて笑わせようと子供ながらに試みたようです。

さんまさんには同時に新しい弟が出来たわけですが、さんまさんはすごく可愛がります。そして、いつでも心許せる大事な弟となったようです。ところがなんと、弟さんが19歳になった時、火事が原因で亡くなってしまうのです。さんまさんはこれにはすごく落ち込まれるのです。

今や日本のタモリさん、ビートたけしさんと並んでお笑いビッグ3と言われるさんまさんですが、辛い過去を乗り切られ、今があるのです。そう言えば、間寛平(はざまかんぺい)さんや内山信二さんが売れない時代に「うちに来ないか」と優しい言葉をかけたのも明石家さんまさんです。きっと弟さんへの『何もしてあげれなかった』という想いがどんな方にもつながってみえるのではないでしょうか。(合掌)